【幼児教育】子供が天才になる?ヨコミネ式教育方法とは?

この記事を読むことで

・ヨコミネ式教育法とはどういったものか

・なぜ子供が天才になると言われるのか

・具体的にどのように教育すればいいのか

がわかります! この記事は日本文芸社が出版している「ヨコミネ式 子供が天才になる4つのスイッチ」を読んだ筆者が感じたことをまとめています。

ヨコミネ式とはどういったものか

ヨコミネ式とは、子どもの自立を促すための教育法です。ヨコミネ式では、子どもが自ら考えて判断し、行動や実践するという自立心の大切さを提唱しています。

横峯吉文さんという鹿児島で保育園を運営している方が考案した幼児教育法です。現在では、鹿児島の園だけでなく全国の様々な保育園や幼稚園で取り入れられています。

ヨコミネ式に関する本も多数出版されており、10年近く前になりますが、エチカの鏡というテレビ番組でこの教育方法がすごい!ということで話題になったこともあります。最近ではフィギュアスケートで金メダルを獲得した紀平選手も、このヨコミネ式教育を受けたということで反響がありました。

なぜ天才を育てられるのか?

子供はそれぞれ無限大の可能性を秘めています。

しかし一般的な、画一的な教育をしてしまうことでその才能に蓋をすることになります。

ヨコミネ式では幼児の特性に合わせて、目標をスモールステップにしやる気を持続させ、自発的に勉強や運動、音楽に取り組む姿勢を教育しています。

子供たちが先生や保護者から言われなくても勉強や練習をするので、努力する才能が育ち、取り組む時間が増えて、効率も上がるため、天才が育つのです。

具体的にどのように教育すればいいのか

本書では4つのスイッチを刺激することで、子供が自立心を持つようになると書かれています。その4つのスイッチとは

子供のやる気を引き出す4つのスイッチ

1 子供は競争したがる

2 子供は真似したがる

3 子供はちょっとだけ難しいことをしたがる

4 子供は認められたがる

これら4つのスイッチについて順番に見ていきましょう

1 子供は競争したがる

子供の競争というのは純粋で、できる子に憧れて「自分もあのこのようにできるようになりたい」と思うものです。

子供は周りの友達が褒められると嬉しくなり、その子と友達でいることが誇らしいと思えるからです。

例えば「僕はテストで○○点だったけど、○○君はもっと点数が高いんだよ」や、「○○ちゃんは走ったら男の子より速いの」等を聞く機会が多くありませんか?

子供は自分のみならず、周りの友達のすばらしさも純粋に認められるものなのです。

だから競争して勝った負けたを繰り返しながら、次は自分が負けないように、周りの友達に追いつけるように努力をするようになるのです。

2 子供は真似したがる

子供は成長していくために本能的に真似をするように脳が作られています。

生まれてから、ご飯の食べ方や歩き方、声の出し方等、教えていなくても勝手にやるようになりますよね。もちろん教えてできることもありますが、まだ言葉を理解できないうちからできることがどんどん増えていると思います。

また、親のやっていることを真似したり、言葉遣いを真似したり、仕草なんかも似てきたりしますよね。

それは普段から周りの人を見て真似ているからです。

このスイッチを使うと、周りの上達している子供に合わせて自分も上達しようとします。

家庭の中でも、絵本を読む習慣や体操をする習慣、ご飯の後に歯磨きをする等の順番を意識することで、子供たちが自発的に取り組むようになります。

3 子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる

子供は自分のレベルに合わず難しいことはやりたがりません。

大人もそうですが、子供も失敗することやできないことは恥ずかしくてやりたくないのです。

例えばジグソーパズルで遊ばせるときも、レベルにあったピース数にしないと、途中で完成させることをやめて、結局親が最後まで作るハメになりますよね。

だからといって、簡単すぎることはつまらなく飽きてしまうようです。繰り返し遊ぶようにはなりません。

テレビゲームのマリオブラザーズを思い浮かべてください。子供がテレビゲームに熱中するのは少しずつ難しいステージが用意され、常に自己新記録を更新できるからです。

なので子供と遊ぶとき、勉強させるときは、子供のレベルを見極めて、少しずつ難しいことに取り組ませていくことで、「まだやりたい、もっとやりたい、次のやつをやりたい」という気持ちにさせることができるのです。

4 子供は認められたがる

認めてあげるとは、赤ちゃん扱いせずに、お兄ちゃん・お姉ちゃん扱いをしてあげるということです。

小さいうちはお兄ちゃんや大人をみて「ああなりたい」と思い、大人に近づくことがうれしいからです。

認めてあげるとは、ほめるとは少し違います。例えばご飯を上手に食べれたときに「汚さずに上手に食べれたね、すごいね。残さず食べたね。偉いね」ということではなく、「お母さんみたいに上手になったね、今度からみんなと同じ食器でも食べれるね。これならお友達のお家でも、かっこよくご飯を一緒に食べれるね」等です。

子供はその行為をすることで大人に近づいていることや、次のステップにいけることがうれしいのです。

今回の記事ではヨコミネ式教育法について説明しました。

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