子供を車に乗せるときは必ず設置・使用しなければならないチャイルドシートやジュニアシート。 でも、喜んで乗ってくれる赤ちゃんや子どもばかりじゃないですよね。 パパやママが一人で運転している場合、子どもの様子に気を取られず安全運転で目的地にたどりつけるよう、できれば機嫌よく乗ってほしいもの。 今回は、チャイルドシートを嫌がってなかなか乗ってくれない子への対策方法を自分の経験も交えながら3つご紹介します。
子供がチャイルドシートを嫌がる理由
チャイルドシートに乗せないとどうなるか
子供をチャイルドシートに乗せる方法3選
なぜチャイルドシートに乗ってくれない?
そもそもなぜ子供はチャイルドシートを嫌がるのでしょうか。
いくつか理由があると思いますが、大きなものの一つが「普段座り慣れていないから」です。
普段と違う環境でいつもと違う椅子に座るので不安を感じ、泣いてしまったりするのです。
もう一つ大きな理由として「行きたくない場所に連れていかれると思うから」です。
例えば保育園に連れていかれてパパやママと離れ離れになってしまう、病院に連れていかれると駐車で痛い思いをする、等を経験しており、子供ながらにこの椅子に座るとよくない場所に連れていかれると思ってしまうのです。
チャイルドシートに乗せないとどうなるか
6歳未満の子どもをチャイルドシートに乗せる義務は、道路交通法で定められています。 着用義務があるにもかかわらず、装着しなかった場合は道路交通法違反となり、ペナルティーを受けなければなりません。
違反した場合の点数は、1点です。 この違反点数は、所定の基準に達すると免許停止、免許取り消しなどの処分対象となります。
子供をチャイルドシートに乗せる方法3選
① チャイルドシートを家に持ち込んで座り慣れてもらう
チャイルドシートを家の中で使用して、不安感を払しょくさせるのが大事です。実際に椅子に座った状態で本を読んであげたり、テレビを見せてあげたりしてリラックスした状態になってもらうのがおすすめです。そうすることで車の中で使用した時でも、家にいるときと同じように過ごすことができるでしょう。
②チャイルドシートでしかできない遊び、経験をさせる。
例えば車の中にしか置かないおもちゃを用意しておく、お気に入りの人形やぬいぐるみを持たせて「お人形さんを落とさないように守ってあげてね」と声掛けをする等です。子供はチャイルドシートに乗ることが新しい遊びや好きなことをするきっかけになると感じるので、グズグズしなくなるのです。私の周りでも、車に乗せるときだけはタブレットでのYouTube等の動画視聴を解禁する親がいますが、同じような効果を見込んでいるためでしょう。
③近場の買物やお出かけでもあえて車を使用してみる
保育園の時だけ、遠くに出かけるときだけチャイルドシートに乗せると、子供は「これに乗ったら保育園に行く。長い時間暇でつまらない」という風に感じてしまいます。そこであえて近場の買物やお出かけにも車を走らせて、チャイルドシートに乗せてみるのが有効です。子供は買い物や公園遊びが好きなので、車に乗ってチャイルドシートに乗ると楽しい場所に行けるという風に感じます。一度乗ってしまえば、保育園ならあっという間につきますし、長距離ドライブなら途中で寝てしまうでしょう。最初に気持ちよく乗ってもらうことが肝心です。
いかがでしたでしょうか。私は普段自分の出社前に子供を保育園に送るのですが、なかなかチャイルドシートに乗ってもらえず会社に遅刻したことが何度もあります。笑そのたびにいろいろな方法を試してみて、結果この3つが上手くいく方法だと感じました。
子供は現在2歳ですが、今では「まずはシートベルト、次はアンパンマン(人形を抱えること)」と言って自ら協力的に乗ってくれるようになりました。
少しでもこの記事が皆さんのお役に立てばうれしいです。